正直な子供のことば
あれは2年ほど前、幼稚園に行っている子供が食事をしている私の頭を上から覗き込み、じっとしているのです。あまり、気にも留めていなかったのですが、野球中継が一段楽してもまだそれとなく頭を見ているのです。「何、どうかしたの**ちゃん」と聞くと、一目散にママの方へ駆けて行きなにやらぼそぼそ話しています。それを聞いて奥様は顔を真っ赤にして笑い出す始末。どうしたのかと(ちょっとむっとして)聞いてみると、「パパの毛がない」と、見事にストレートに言っていたそうで。まあ、それを聞いたときの衝撃は人生の中でトップ5くらいには入っていましたね、確実に。
今思い出しても恐ろしい瞬間でした。奥様は少し前から気になっていたようなのですが、私のことを考え口にはださずにいたみたいで。でも、子供は正直というかある意味残酷。本当のことほど人を傷つけることはないわけで、かといって子供をしかるわけにもいかず、本当にトホホホな瞬間でした。そのときこれはなんとか育毛しなくてはいけないのかな、と初めて頭をよぎりました。